持続可能な健やかな暮らしを探し、旅を始めたのは2008年のこと。
自分の経験を通して世界を見つめ、2013年、ヒマラヤの西部、北インドの標高2700Mの山岳遊牧民の村で糸紡ぎに出逢いました。
羊の遊牧。毛刈り。洗い。紡ぎ。織り。
山岳民族が太古の昔から続けてきた方法を、習いながら共に暮らし、8回の冬を越えました。電気も、ガスも、水道も、お店もなかった時代の暮らし方の知恵が、今も伝承されている村に奇跡に気が付きました。
遊牧民は終末の時代と言われる現代。
年輩の者から若者へ、代々受け継がれた知恵と技、その暮らしが少しでも長く続くといいな。と願いを込めて、BellaTerra というブランドを始めて5年が経ちます。
登山、水汲み、薪割りが日常の暮らしにも、動きやすく、日本でも纏いやすいシンプルで工夫されたデザインを、工房ではなく山岳民族の村のおじいちゃん、おばあちゃん達を中心に、手作業で丁寧に作っています。
ヒマラヤの高地を遊牧されたウールは、暖かく軽い着用感、蒸れにくく、水に濡れても撥水し冷えにくいなど、雪のヒマラヤで遊牧を続けてきた、羊飼いの命を守り続けてきた機能性に優れた天然素材です。

ヒマラヤの高地を遊牧されて、健やかに育った羊達。
子供のように輝く目をした老人の、シワだらけの手の温もり。
ヒマラヤの水、太陽、火、空気、植物、生命の循環。
美しい地球の息吹。
ヒマラヤの森羅万象が紡がれ糸になり。
身体を包む衣になりました。

たくさん作れる物では無いので、一期一会の衣たち。
ヒマラヤの風を、纏い感じていただけますように。

詳しくはweb blog に丁寧に記載しております

https://bellaterrawool.com/